変わりたいのに動けないとき、起きていること
このままでいいのかな、と感じながらも、
何をどう変えたいのかは、はっきりしない。
そんなふうに、少しだけ立ち止まっている時間があります。
「あの保護者の方が言っていることは
頭ではわかっている。
でも、動けない。
誰かに相談するほどでもない気もして、
そのまま日常に戻っていく。
そんな状態で、セッションに来てくださる方もいます。
対話の中で、
いくつかの問いを重ねていくうちに、
ふと、言葉が止まる瞬間があります。
そして、
「……あ、私、本当はこうしたいのかもしれない」
そんな一言が、静かにこぼれることがあります。

何かが解決したわけではありません。
状況が大きく変わったわけでもありません。
でも、
「少し見えた気がする」
そう言って帰られる方の表情は、
来られたときより、ほんの少しだけやわらいでいる。
人は、急に変わるわけではないのだと思います。
けれど、
言葉にならなかったものが、
少しだけ形を持ったとき。
そこから、何かが動き出すことがあります。
うまく話せなくても大丈夫です。
考えがまとまっていなくても、そのままで大丈夫です。
もし、
言葉にならないままの想いがあるなら。
一度、ゆっくり話してみませんか。
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