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未来デザインコーチング チェーロリッコ 

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育つプロセスに焦点を当てると、何が変わる?

“できた・できない”の評価を超えて。 成長のプロセスを見守ることで引き出される、自分で育つ力。

育つプロセス 

何かが「できた」ことは達成感、充実感も得られて、とても喜ばしいことです。


ただ、「できたかどうか」にフォーカスしてばかりであると、
特に子どもたちは結果に一喜一憂します。

でも「どう育っているか」を見つめると、見えてくるのは“過程の中にある力強さです。


例えば、ピアノのレッスンでは、音を間違えずに弾けること以上に、

どう譜読みしたか、どこでつまずいたか、どんな工夫をしたかに注目しています。


「前よりも少し長く集中できたね」

「ここで止まっても、自分で考えて動けたね」

そんな声かけが増えると、

子どもたちは“自分の成長”を自分で見つけていくようになります。



育つプロセスに焦点を当てることで、「自分で育っていける力」を引き出すことができる

それは、コーチングでも教育でも変わらない共通の本質です。



これは、ピアノ教室に限らず他の教室業やリーダーシップの場面にも応用できる考え方です。


たとえば、英会話教室の先生が生徒に向けて言った次のような声かけがあります。

「今日のレッスンで、前回よりも自分から話しかけようとしてたね」

「文法は完璧じゃなくても、自分の言葉で伝えようとしていた姿が素敵だったよ」


これは、

「正しく話せたか」ではなく、
「どんな姿勢で臨んだか」「自らの表現を大事にしていたか」という“育ち”に注目した言葉です。

このような声かけは、学ぶ側の自信と自立心を大きく育ててくれます。




また、女性起業家がサロンを経営し、スタッフ育成に取り組む場面でも同様です。


あるエステサロンのオーナーは、

新人スタッフが施術の流れを完璧にこなせなかったとき、こう声をかけたといいます。

「お客さまとの会話、とても丁寧に寄り添ってたね。安心してもらえたと思うよ。技術はこれから一緒に磨こう」


“技術の未熟さ”ではなく、“お客さまへのまなざし”という育っている面に光を当てる声かけ

このようなコミュニケーションを繰り返すうちに、

スタッフは「自分の良さをわかってくれる上司がいる」という安心感を持ち、自らの成長に責任を持ち始めたそうです。


これはまさに、コーチングが大切にする「承認」の力です。

承認は、結果をほめるのではなく、「過程」「姿勢」「変化」に注目して伝えることで、相手の“自己効力感”を高めていきます




「できたかどうか」ではなく「どんなふうに取り組んだか」。

「完璧さ」ではなく「過程の中にある価値」。

この視点を持てると、教える側の関わり方が変わり、学ぶ側・働く側の意欲が持続します。



私自身も、ピアノ教室で日々感じています。

子どもたちは、できたことよりも、できるようになっていくプロセスの中で褒められたときの方が、目が輝きます


そしてこれは、家庭での子育て、学校での学び、職場での育成、どこにでも通じることです。


育つプロセスに焦点を当てると、相手を見る目が変わります

そして何より、自分自身のまなざしが優しく、あたたかく、深くなっていくのを感じられるのです。





育てる側でありながら、自分自身もまた、日々育っていく存在。

そんな想いを抱える先生方や保護者の方、リーダーの方へ。

まずはご自身の“今ここ”を見つめる時間をつくってみませんか?


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